お知らせ

2018/12/08 14:17




皆様こんにちは。



前回 桐のまな板 に関しての記事(まな板に“桐”をおすすめする5つの理由

で少し伏線を引きましたが、

今回は桐の米びつがどれだけ素晴らしいか、どれほど優れているのかをご紹介いたします。


今回も熱量多く書き綴りますので、是非ご覧くださいませ。(およそ4分ほど)







  • 天然防虫効果


“桐”といえばこれですよね。なんと言っても防虫効果。


昔から「桐タンスは虫がつかない」「衣服の保存がいい」

といったことは当たり前のように言われ、

そのため着物など高価な衣類をしまっておくために

非常に重宝されてきました。


でもそれって何故でしょう?




答えは桐に含まれる成分と細胞の組織構造による効果。


桐の代表的な成分として“タンニン” “セサミン” “パウロニン”

というものがあります。


その中でもセサミンとパウロニンが防虫効果として

非常に効果的です。

おまけに抗菌、防腐効果もあります。


しかし防虫効果のある天然木は他にもあります。(例:ヒノキやヒバなどなど)


じゃあ他の防虫効果のある天然木の米びつでもいいじゃん!

となるかもしれませんが、そこはお待ちを。


同じ防虫効果を備えている天然木でも決定的に違うのは、香りです。


香りの良い悪いではなく、食品を保存する容器として考えた時に

香りの強さがデメリットとなってしまいます。

(長期保存していれば匂い移りしてしまう事もあります)


対して桐は、製材された後はほぼ無臭。(ほんっの僅かには香ります。が、)

食品や衣類に匂いが移るというような心配はありません。


他にも加工がしやすいので気密性あるものが作りやすいなど。


このような点からも、桐が保存容器として選ばれる理由がわかります。






  • 驚くべき調湿性能と断熱性


「匂い移りの心配ね!じゃあビンやブリキなら匂いが移らないし大丈夫ね!」



まさにそう思っておられる方へ向けて、今回この記事を書いています。


皆様「お米の劣化」って意識された事はありますか?

いわゆる食品にとっての“鮮度”ですね。


読んでいただいている方に質問ですが、


お米は劣化しないと思っていますか?お米の鮮度を気にした事ってありますか?





おそらくほとんどの方がお米に対して鮮度を意識されたことは

ないのではないでしょうか。


そう思われた方は、何故お米はたいして劣化しない、

鮮度を気にしなくてもいいと思われるのでしょうか?


魚や肉や野菜に対して鮮度を意識するように、

お米に対しても鮮度を意識するのはとても重要なことなのです。



精米された後、米びつに保存されている間お米は徐々に劣化していきます。


劣化は時間と共に進むものですが、その中でも主な要因として

乾湿の差、温度の変化が挙げられます。


まさにそれらの解消にうってつけのものが、“桐”です。


桐は自ら呼吸をするため、調湿性能が非常に高いです。

桐は環境によって


湿度が高くじめじめしていれば水分を吸い、

湿度が低く乾燥していれば水分を吐き出します。


この呼吸によって米びつ内の湿度は常に一定に保たれ、

お米を劣化させる要因の乾湿差をなくします。


そしてもうひとつは熱伝導率。


桐は熱伝導率が非常に低いため、断熱効果が非常に高いです。

その理由は何度もお話していますが、単独気泡細胞という組織構造のため。


そのおかげで熱は伝わりにくく、断熱性に長けているため

米びつの外の温度が暑かろうが寒かろうがあまり関係ありません。


これらの桐特有の性質により、桐の米びつというのは


天然の全自動加湿除湿機と全自動温度調節のエアコンが

備わっているようなものなのです。



すごくないですか?

快適でないはずがありませんよね。


この桐の性能のおかげでお米の鮮度は保たれ、

何ヵ月経っても常に美味しいお米が食べられるというわけです。






  • 入れておくだけでご飯が美味しくなる、魔法の桐の米びつ


いかがでしたでしょうか。

桐の機能性の素晴らしさに、きっと驚かれたのではないかと思います。


一人でも多くの方にこの“桐”の能力を知ってもらえたら

非常に嬉しい限りです。


また、もしまだ桐の米びつをお使いでない方がいらっしゃいましたら、

本当に本当におすすめです。


米びつを桐に替える事によって毎日のご飯が美味しくなり、

お子様やご家族の方に「いつもより美味しいね」

なんて会話や笑顔があふれてほしいなと。

ぜひお試しくださいませ。